ピアノアンサンブル演奏会2025.8.31
ピアノアンサンブル演奏会
日時:2025年8月31日(日) 18:30 開場 / 19:00 開演
会場:ノバホール
料金:無料
第1部〖スチューデントコンサート〗 ベートーヴェン/月光ソナタ第1楽章 シベリウス/樅の木 Op.75-5 メンデルスゾーン/ロンド・カプリッチオーソホ長調 Op.14
モーツァルトピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466 第1楽章 【2台ピアノ】ピアノ伴奏村上彩子
第2部〖アンサンブル演奏会〗 プーランク/シテール島への船出 【2台ピアノ】村上彩子・村上理子
増本 伎共子/まりつきおどり 【2台ピアノ】村上彩子・村上理子 加藤 真一郎/雨つぶけんばん 【2台ピアノ】村上彩子・村上理子
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲 【2台ピアノ】村上理子・村上彩子
プーランク/オーボエとピアノのためのソナタ Ⅰ.悲歌 Ⅱ.スケルツォ Ⅲ.嘆き オーボエ【*****】・ピアノ村上理子
ミヨー/スカラムーシュ Ⅰ.Vif Ⅱ.Modere Ⅲ.Brazileira 【2台ピアノ】村上彩子・村上理子
【主催】 フォレストミュージック
【HP】 https://forestmusic.link
【お問合せ】✉ forest.pf.music@gmail.com ☎08050973989

01
フランシス・プーランク『シテール島への船出』変ホ長調 (2台ピアノのための) Poulenc,Francis L’Embarquement pour Cythère, pour deux pianos à quatre mains
1951年に作曲された。この2台のピアノのための作品は、プーランクが2人のアメリカ人ピアニスト、アーサー・ゴールドとロバート・フィッツデールと出会ったことに触発されて生まれた。7つの楽章とコーダからなる、明るく軽快な作品である。ヴァルス・ミュゼットの様式で作曲された。
プーランクは、アンリ・ラヴァルの映画『アメリカへの旅』の音楽制作を依頼されており、この映画から『シテール島への船出』が生まれた。彼はそれより先に、アントワーヌ・ヴァトーの絵画からインスピレーションを得て音楽化したのである。
02
増本 伎共子/まりつきおどり 加藤 真一郎/雨つぶけんばん
音楽の友社から刊行されている、2台ピアノ用に書かれた日本人作曲家の作品集、【やさしい2台ピアノ曲集】から今回は2曲選び、演奏しました。
03
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲【2台ピアノ版】 Debussy, Claude Achille : Prélude à l’après-midi d’un faune
『牧神の午後への前奏曲』は、ドビュッシーの中期を代表する傑作である(1894年初演)。この作品は、詩人マラルメの詩集『L’Après-midi d’un faune』(『牧神の午後』)の影響を受けて作曲された。管弦楽版に加え、2台のピアノのための版も作曲された。いずれも1895年に出版された。初演は1894年12月22日、パリの国立音楽協会(Société Nationale de Musique)にて、ギュスターヴ・ドレの指揮で行われた。初演の時点から好評を博した。

04
プーランク/オーボエとピアノのためのソナタ FP.185 Ⅰ.悲歌 Ⅱ.スケルツォ Ⅲ.嘆き Poulenc,Francis:Sonate pour hautbois et piano FP.185 I. Elegy; II. Scherzo; III. Lament
1962年、プーランクの死の1年前に作曲された。これは彼にとって唯一のオーボエ・ソナタであり、最後の作品となった。プーランクは木管楽器それぞれのためにソナタを作曲する計画を立てており、ファゴット、フルート、クラリネット、オーボエのためのソナタのうち、クラリネットとオーボエのためのものはほぼ同時期に作曲された。
1963年4月27日にシカゴで初演される予定だったが、1963年1月30日、プーランクは心不全により死去した。このオーボエ・ソナタは、作曲家の死から約5ヶ月後の6月8日、ストラスブールで開催された「ピエール・ピエロ=ジャック・フェヴリエ国際音楽祭」で初演された。献辞には「プロコフィエフの追悼に」と記されている。
05
ダリウス・ミヨー/スカラムーシュOp.165b Milhaud, Darius : Scaramouche Op.165b
1937年に作曲された。「六人組」の一人であるミヨーは、20世紀初頭にフランス大使の秘書としてブラジルに滞在しており、その影響は彼の作品に色濃く表れている。この『スカラムーシュ』は、モリエールの喜劇を原作とする児童劇『空飛ぶ医者』の付随音楽から編曲された2台のピアノのための作品であり、非常に人気のある曲である。
第1楽章:ヴィフ 「ヴィフ」は「活気のある、気迫に満ちた」という意味で、2台のピアノに主旋律が行き来する活発で華やかな曲である。
第2楽章:モデレ 音楽用語の「モデラート」と同じ意味を持ち、対話形式の緩徐楽章である。
第3楽章:ブラジレイラ
激しいサンバのリズムで始まり、熱狂的な雰囲気の中で終わる。

コンサートのご挨拶
ようこそ 夏の終わりのピアノアンサンブル演奏会へ
この夏の締めくくりとして、ノバホール大ホールに、スタインウェイのフルコンサートグランドピアノと、ベーゼンドルファー・インペリアルという、世界を代表する2台のピアノを並べて演奏会を開催できますことを、大変うれしく思っております。
前半のスチューデントコンサートでは、ピアノソロに加え、2台のピアノによる協奏曲を、後半のアンサンブル演奏会では、2台ピアノのために作曲された選りすぐりの作品の数々をお届けいたします。また、オーボエ奏者Mさんをお迎えし、オーボエとピアノによる美しい響きもお楽しみいただきます。
厳しい暑さが続いたこの夏の終わりに、皆様と音楽を分かち合えることに、心より感謝申し上げます。2台のピアノが織りなす豊かな響きと、それぞれの演奏に込められた思いを、どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
ピアノは、子どもから大人まで、そして大人になってからも、生涯にわたって心豊かに楽しむことのできる、かけがえのない音楽の友であると感じております。本日の演奏会が、皆様にとって心に残るひとときとなりましたら幸いです。
結びに、皆様のますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2025年8月末日 ピアニスト村上彩子・ピアニスト村上理子